うまさ120%!三陸常磐キャンペーン in 豊洲場外マルシェ スペシャルトーク&試食イベントレポート
秋の深まりを感じる11月15日(土)、豊洲場外マルシェで、経済産業省が実施する、「ごひいき!三陸常磐キャンペーン」スペシャルイベントが開催されました。
会場は満員御礼。季節外れの熱気が立ち込める中、山田賢司経済産業副大臣とキャンペーンアンバサダーを務めるお笑いコンビ「アルコ&ピース」の平子裕希さん・酒井健太さんが登場。三陸常磐もののおいしさを登壇者と来場者が共に体感し、さらなる復興への活力を分かち合った熱い一日をレポートします。
副大臣激推し!親潮と黒潮が育む「三陸常磐もの」のポテンシャル
最初に登壇した山田副大臣は「三陸常磐ものを、ぜひ、ごひいき様に!」と観覧者に呼びかけました。三陸常磐エリアは親潮と黒潮が交わる世界有数の豊かな漁場であることをアピール。その海域で育った海の幸は「高い評価を受けている」と説明し、このキャンペーンを通じて魅力を伝えたいと力強く語りました。
続いて登場したアルコ&ピースの二人。福島県いわき市出身の平子さんは「元々郷土愛はありますが、このお仕事をいただくようになって改めて、自分が小さい頃からいかに贅沢なものを食べて育ってきたのかを実感しています」と熱弁。
「三陸常磐ものの魅力は、三文字だけで言うと『うまい』。掛け値なしにうまいんです。本当においしいものばかりなので、アンバサダーとしても非常にやりやすい」と、おいしさを保証。このマルシェで自身の舌で確認してみてと働きかけました。
一方、母方の実家が宮城県気仙沼市という縁を持つ酒井健太さんは「サンマは本当にでかくておいしかったです。脂が乗っていて、街の居酒屋で食べてもおいしい。これからの時期も楽しみです」と、自身の舌で確認した感動を伝えます。
常磐三陸エリア関係者が集結!海のエキスを味わい尽くすフルコース
その後、青森県・岩手県・宮城県・福島県・茨城県・千葉県と、三陸常磐エリア6県の各漁連・漁協の代表者が選りすぐりの品を紹介。どれもが、素材そのもののおいしさにフォーカスした絶品の海の幸。代表者が、笑いを交えながら商品の魅力と熱い想いを語り、アルコ&ピースの二人と副大臣が試食して、一品一品を味わい尽くしていきます。
左から青森県漁業協同組合連合会・熊木正徳専務理事、
岩手県漁業協同組合連合会・佐々木安彦専務理事、
宮城県漁業協同組合・立花洋之常務理事、
福島県漁業協同組合連合会・鈴木哲二専務理事、
茨城沿海地区漁業協同組合連合会・清水信宏専務理事、
千葉県漁業協同組合連合会・廣沢真純常務理事
・青森県「ベビーホタテのバター炒め」
まずは、甘みが特徴的な青森県のベビーホタテから。「柔らかいですね。味が濃厚」と山田副大臣が唸ると、平子さんも「甘みが強くておいしい」と応じます。このおいしさを共有するために、観覧客の中からお一人をゲストに指名し、実際に食べていただくパフォーマンスも。試食後の「ほんとうにおいしいです」というコメントに、会場が大いに盛り上がりました!
・岩手県「アワビ入りわかめスープ」
続いては、岩手県の貴重なアワビの切り身とワカメを贅沢に使ったスープのゴージャスさに一同びっくり。平子さんは「アワビはとにかく大きくて贅沢。ワカメもぷりぷり」と驚きの表情を浮かべます。山田副大臣も「こんな贅沢な食べ方をしていいのかと思うぐらいおいしくて、だしがすごく出ています」と、海のエキスが詰まったスープを絶賛しました。
・宮城県「みやぎサーモンと牡蠣のバターピラフ」
さらに登場したのは、宮城県の若手漁師グループ考案のレシピで、料理コンテスト1位を獲得した一品。牡蠣をペースト状にしてみやぎサーモンと合わせた力作です。山田副大臣は「うまみがとても凝縮されていますね。贅沢!」と感嘆。酒井さんは「ガチでうまい。ほんとおいしい、超おいしい」と、語彙を失いながらおいしいを連発しました。
・福島県「メヒカリの唐揚げ」
そして、平子さんの地元・福島県からは「メヒカリの唐揚げ」が提供されました。「地元に帰ったら、メヒカリの唐揚げを食べないと我慢できないくらい」とベタ褒めの平子さん。「おいしいし、めちゃめちゃ柔らかい」と、慣れ親しんだ味に喜びを爆発させます。漁連の方との地元トークも飛び出して「寿司だねにもなる」という情報に、酒井さんが「福島県では食べたことがないので、食べてみたい」と来訪への期待に目を輝かせました。山田副大臣も「柔らかくてとてもおいしい」と完食しました。
・茨城県「ハマグリの網焼き」
次々と繰り出される海の幸。さらなる食欲スイッチを入れる香りをまとう茨城県の「ハマグリの網焼き」が登場です。「わたしの拳と戦えるぐらいの大きさです」と平子さんが貝の大きさに驚き、「網焼きだから香ばしさもあって。うまい!」と酒井さんが続けます。山田副大臣は「網焼きのだしがたっぷりで、垂れてしまうほどあふれています。味も濃厚」と、大きな貝の身を会場にも見せながらアピールしました。
・千葉県「手入れ焼海苔」を巻いた塩おにぎり
そして、締めに運ばれてきたのは、千葉県「手入れ焼海苔」を巻いた塩おにぎりです。海苔の香りと噛み締めた瞬間の「パリッ」という音の良さに一同、感動。「音を通しますね」とマイクに「パリッ」とコマーシャルのような豪快な音を響かせた平子さんと山田副大臣に、会場からは拍手が!「海苔だけでも香りが素晴らしいですが、おにぎりと一緒に食べると、よりひきたちますね」と山田副大臣。「贈答品にもいいかも」と平子さんが太鼓判を押し、三陸常磐の海の宝のフルコースを味わうような試食会は、大満足のうちに締めくくられました。
ステージでは各県のイチオシを試食しましたが、もちろん紹介しきれない魅力的な商品がまだまだ盛りだくさん。「これから、みなさんと一緒にブースを回るので、食べて、三陸常磐のパワーを感じてほしい」と平子さん。酒井さんも「試食のリアクションが本当に嘘じゃなかったことを、みなさんにもぜひ、ご自身の舌で証明してほしい」と熱く語りました。
そして最後に山田副大臣が改めてキャンペーンの意義を強調しました。「三陸常磐ものは本当に素晴らしい素材が揃っています。一方で、『ご家庭での調理法がわからない』というお声があるのも事実です。だからこそ、アルコ&ピースのお二人や各県のみなさまから具体的な食べ方の提案をいただくことで、『購入して家でやってみよう』と思うきっかけになると感じました。このあともぜひ、ブースを楽しんでいってください」と、消費を促すメッセージで締めくくりました。
ステージを飛び出すと、ファンも生産者も一体に!
拍手とともにステージを降りたアルコ&ピースの二人。各県のブースへと向かうと、そこは瞬く間にファンやお客さまに囲まれ、笑いの絶えない光景が広がりました。二人は漁連・漁協の担当者と肩を並べながら、訪れた人々へ積極的に声をかけます。「食べてみて」「これ、ほんとにおいしいよね」「海のエキス、タップリ!」と、自ら三陸常磐ものの魅力を直接アピール。気さくに話しかける姿に、生産者と消費者、そしてアンバサダーが一体となる空間が生まれ、温もりに包まれた交流が育まれました。
豊洲という日本の「海の台所」を舞台に開催された本イベントは、大成功のうちに幕を閉じました。参加者からは「こんなに大きなアワビが入っているなんて!」「ワカメの歯応えもいい」と、大満足の声が続出。
豊洲での熱気そのままに、三陸常磐の「ごひいき様」は、さらに多くの食卓へと広がっていくことでしょう。さあ、次はあなたが、東北の海の宝物を見つける番です。
ぜひ、ごひいき様に!


